初心者におすすめ!WordPress無料テーマ「Cocoon」の設定方法

初心者におすすめ!WordPress無料テーマ「Cocoon」の設定方法
Cocoonテーマの構造を理解しよう
Cocoonは「親テーマ」と「子テーマ」に分かれており、以下のような構造で成り立っています:
- 親テーマ(cocoon-master):Cocoon本体。テーマの全機能・テンプレートが含まれる
- 子テーマ(cocoon-child):カスタマイズ専用。スタイルや機能変更は基本的にこちらで実施
この仕組みにより、Cocoonのアップデート時にもカスタマイズが消える心配がありません。
テーマファイルの内訳
style.css
:デザイン全体を制御functions.php
:機能を追加・変更できるファイルheader.php / footer.php
:ページのヘッダー・フッター構造
これらは子テーマ側で上書き・拡張可能なため、自由度の高いサイト設計が可能です。
Cocoonの便利機能を活用しよう
- 🔍 関連記事の自動表示: 記事下に自動で関連コンテンツを表示し、回遊率UP
- 🗂 目次の自動生成: h2・h3見出しから目次を自動作成
- 📝 吹き出し会話表示: キャラクター付きの会話形式コンテンツが簡単に作れる
- 🎯 タグ・カテゴリ装飾: ラベルやカラーが簡単に設定可能
これらはすべて、管理画面の「Cocoon設定」からワンクリックでON/OFFできます。
Cocoonのインストール手順
- Cocoon公式サイトにアクセスし、親テーマと子テーマのZIPファイルをダウンロード
- WordPressの管理画面「外観 → テーマ」から「新規追加 → テーマのアップロード」
- まず「親テーマ(cocoon-master.zip)」をアップロード・有効化
- 次に「子テーマ(cocoon-child.zip)」をアップロードし、有効化
※カスタマイズは子テーマ側で行うのが鉄則です。
初期設定でやっておくべき項目(詳細解説)
ここでは「Cocoon設定」内の各メニューで、初心者が最初に設定すべきポイントとその効果を詳しく解説します。
- 🔧 「Cocoon設定 → 全体」
・サイトロゴ:「外観 → カスタマイズ → ヘッダー画像」または「Cocoon設定 → ヘッダー」でアップロード。
・フォント:「Googleフォント」対応、読みやすさ向上。
・コンテンツ幅: 初期状態でもOKだが、見やすさ重視なら680〜740pxあたりがおすすめ。 - 🎨 「Cocoon設定 → スキン」
・デザインテンプレート(スキン)を選択するだけで全体の配色と装飾が変わる。
・ビジネス向け、女性向け、ミニマルなど目的に合わせて選択。 - 📱 「Cocoon設定 → モバイル」
・スマホ専用のSNSボタンやフッターメニューの表示設定。
・メニュー開閉スタイルやアイコンの種類を選択可能。 - 📊 「アクセス解析・認証」
・GoogleアナリティクスのトラッキングIDを入力(例:G-XXXXXXX)
・サーチコンソールのHTMLタグをヘッダーへ自動挿入可能。SEO対策の基礎。 - 🧠 「高速化」
・HTML/CSS/JavaScriptの縮小化 → ページ速度改善
・ブラウザキャッシュ有効化 → リピーター表示高速化
・Lazy Load設定 → 画像読み込みの遅延で速度UP - 📝 「広告」
・アドセンスコードやA8リンクを貼るだけで、記事上下に自動表示可。
・収益性UPの第一歩。非表示エリア設定も可能。 - 🔗 「OGP・SNS」
・OGPとは「SNSでリンクをシェアした時に表示される画像と概要」のこと。
・Twitterカード設定や、Facebook向け画像の登録が可能。 - 🔒 「セキュリティ設定」
・コメントスパム対策:「Akismet」プラグイン連携推奨。
・ログイン制限:「Loginizer」などと併用すると◎。
上記設定は「Cocoon設定」メニュー内にすべて揃っています。メニューはWordPress管理画面左メニュー → 「Cocoon設定」からいつでも開けます。
よくあるQ&A
Q:子テーマって何?
A:テーマのカスタマイズを親テーマに影響させずに行うための仕組み。将来のアップデートでも安心。
Q:スキンって何?
A:デザインテンプレートのこと。Cocoonにはあらかじめ複数のスキンが用意されており、見た目をワンクリックで変更できます。
Q:Cocoonと有料テーマの違いは?
A:デザインやサポート面では有料に軍配がありますが、機能性ではCocoonも十分すぎるほど高性能です。
まとめ:最初の一歩にCocoonは最強の味方!
WordPressを始めたばかりの皆さんにとって、Cocoonは「迷ったらこれ!」の決定版です。
しかも無料で、ロリポップサーバー+ムームードメインとの組み合わせとも相性抜群!
初心者が最初にやりがちな失敗とその対策
- 📌 親テーマに直接編集してしまう: 子テーマを使わないと、アップデート時に変更内容が消えるリスクがあります。必ず子テーマを使いましょう。
- 📌 プラグインを入れすぎて表示が崩れる: Cocoonは多機能なため、不要なプラグインは逆効果です。必要最小限に抑えましょう。
- 📌 スキンを頻繁に変えすぎる: スキン変更で見た目はリセットされませんが、デザインを固めてから記事を量産する方が効率的です。
おすすめのCocoonスキンと活用例
Cocoonには豊富なスキンが用意されており、ワンクリックでサイトの印象を変えることができます。以下は人気のスキン例です:
- Minimal Gray: モノトーンでシンプル、ビジネスブログ向け
- マテリアル風: カードUI風のデザイン、視認性◎
- ミニマリズム: 女性向けやナチュラル系のブログに人気
スキンは「Cocoon設定 → スキン」から選択・保存するだけでOKです。
ウィジェット機能でサイドバーを充実させよう
Cocoonは「ウィジェット」も充実しています。ウィジェットとは、サイドバーやフッターなどに表示する機能ブロックのことです。
おすすめの配置内容:
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